MKママと親爺の『四季つれづれ』

2025年喜寿を迎えた親爺がMKママ(家内)とワンコと綴る気まぐれ日記

瀬戸内ぐるり一周、秋旅(9)和三盆の郷、四国東かがわ市、三谷製糖さんへ。



9月16日、朝から台風18号の影響で、雨が強くなってきました。先ずは、おみやげを買って旅の最後は鳴門の渦潮です。天気が良ければ津田の松原に立ち寄りたかったのですが、仕方ありません。
9月4日放送のNHKテレビ『鶴瓶の家族に乾杯』で紹介された香川県東かがわ市三谷製糖羽根さぬき本舗さんに孫が大好きな和三盆落雁を買いに行きました。

駐車場の側になにやら不思議な建物が見えます。これですね、昔の和三盆、砂糖黍を締める場所です。砂糖締車、江戸時代中期より使用された道具で二人一組で砂糖黍を石の間にかまし、牛でまわして砂糖黍の汁を取る道具が置いてあったところです。その、締石、讃岐和三盆200年の歴史を感じます。

昭和天皇も訪れられたという立派なお店、雨にも係わらずたくさんのお客さまです。お店に入るとまず、お茶と季節の和三盆でおもてなし、端正込められた和三盆のおもてなしに思わず感激です。江戸時代から続く三谷製糖さん、今も江戸時代からの製法を守り続けているとのことです。女将さんでしょうか、鶴瓶さんのテレビに出てからまた一段とお客さまが増えました。嬉しそうにおっしゃってみえました。

おいしい和三盆、原料の砂糖黍をしぼり、煮つめたものが白下糖、それを盆の上で研いで、加圧し蜜を抜き、真っ白い和三盆ができ上がるとのこと、その手間ひまをかけた和三盆の上品な甘さと、なめらかな口どけ、大人から子供まで人気のある和三盆、日本の伝統を是非守り続けてもらいたいものですね。














香川県東かがわ市馬宿156-8
三谷製糖羽根さぬき本舗