春旅は何処へ
来春の旅はどこへ?
次の春旅はどこにしようか一一一そんな話をしていたら、「鬼が笑う」なんて言っていられない状況に。人気観光地のホテルはすでにほぼ満室、しかも値段も高い。慌ててプラン作りに取りかかりました。
《阪急西宮北口駅》
今回の旅は、古い仲間3夫婦の珍道中。次で10回目になります。爺たちが新入社員だった頃の同僚同士で、早い話が職場結婚組。知り合って53年以上、定年退職してからも仲良く旅を続けている気心知れた仲間たちです。
ただ、旅先も限られてきました、何より足腰の衰えは気力だけではカバーできません。幹事を務める身としては、みんなの希望を聞いてプラン作りの参考にと、久しぶりに食事会を開きました。
《ガーデンズゲート館付近》
場所は懐かしい阪急神戸線・宝塚線・今津線西宮北口駅。梅田と神戸の中間に位置する街で、かつては阪急ブレーブスの本拠地「阪急西宮スタジアム」がありました。今は巨大商業施設「阪急西宮ガーデンズ」に姿を変えていますが、若い頃はこの街でよく飲み会をしたものです。思い出すのは「マルコポーロ」という喫茶&イタリア料理店。当時、武庫女や関学の学生さんにとっても懐かしい名前かもしれませんね。
《昔懐かしいマルコポーロAI作》
さて、半年ぶりの再会の場所は――やっぱりビアホール(笑)。「またか〜」と言われそうですが、今回は阪急西宮ガーデンズゲート館のエビスビアホール。個室で飲み放題コースをいただきました。
《銀座ライオンエビスバー》
それにしても西宮北口駅はすごい変貌ぶり。コンコースは広々としてガーデンズに直結。今では「ニシキタ」と呼ばれ、住みたい街ランキングで9年連続1位の人気だそうです。
《相変わらず飲み放題コース(笑)》
宴もたけなわ、旅の候補を2案提案しました。
1. 津軽海峡を渡る旅
《八甲田雪の回廊 青森県hp》
青森・津軽半島で奥入瀬渓流や八甲田の雪の回廊、早春の十和田を訪ね、歌碑を見ながら津軽海峡を新幹線でひと跨ぎ。函館では異国情緒あふれる街並みと北海道の旬の味覚を堪能。北国ならではの自然と食文化に出会う旅です。
《十和田 青森県hp》
2. 立山連峰と金沢散策
二つ目は雨晴海岸の絶景を眺めながら、観光列車の車内で握りたての富山湾寿司を味わう贅沢。さらに金沢では、近江町市場でグルメ散策、兼六園で四季の美を感じ、東茶屋街で情緒あふれる町並みを歩く旅。
《ベルモンタ観光列車 J r西日本hp》
《富山湾寿司 J r西日本hp》
結論は――なんと両方採用!ただ、一度に二つは無理なので、まずは元気なうちに遠くまで行こうと、津軽海峡の半島旅からスタートすることになりました。
さあ、来年4月までに怪我も病気もしていられません。ノルマは「健康第一」。みんなで“ゆびきりげんまん”をして約束しました。
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